「アラブの春」に関する記事を読みました。

Où en sont les pays du « printemps arabe >> ?

Le "printemps arabe" expliqué aux enfants | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior 30 janvier 2012

「アラブの春」が起こった国の現状は?

アラブ諸国で、民主化運動が起こり始めてから1年以上たちます。抗議者たちは独裁者が政権を放棄することを要求しましたが、それは自分たちの国の民主化を望んでのことです。そのような国は現在どんな状況なのでしょうか?

そのような国は皆、長く続いた独裁政治のあとに民主化を希望しているという共通点があります。人々は行政を行う人間を選ぶことができる選挙に加え、自由、生活の向上も希望しています。しかしイスラム主義の政党が権力を持ち始めたので、そのような自由は実現しないのではないかと危惧する人もいます。

エジプトの現状は?
ムバラク大統領はエジプトを30年統治しました。国民はその独裁者がやめるまで抵抗しました。六ヶ月後、選挙が行われ新しい政府が生まれましたが、Frères musulmansというイスラム教主義の政党が選挙で勝ちました。

人々はこの政府に満足しておらず、改革は終わっていないと思っています。抗議者が多数、革命の象徴の場所、タハリール広場に戻り、2011年の1月には英雄であった軍部が権力を持たないようにと求めています。選挙をしたのにもかかわらず、国を掌握しているのは軍部だと言っています。新しい選挙を早急に行い、新大統領を選びたいのです。

チュニジアの現状は?
チュニジアでは、ベン・アリ政権に人々が抵抗しました。選挙が行われ、モンセフ・マルギス新大統領と政府が生まれましたが、ほとんどの議席はイスラム教系の政党、Ennahdaがしめています。

新政府は、サラフィストという(Salafists)というイスラム原理主義者のような人々に立ち向かうには弱すぎると見る人もいます。先ごろ、女子大学生は大学でヴェール(niqab)を身につけるべきだと、TunisのそばのManouba大学が何週間も封鎖される事件がありました。

シリヤの現状は?
2011年の3月以来、シリアの人々はアル=アサド政権に抵抗しました。しかし、アル=アサドは抗議者を暴力で押さえ込み、国は大混乱に陥りました。国連によると5千人以上が殺されたとのことです。

リビヤの現状は?
2011年の8月の暴動から数ヵ月後、1969年から独裁を続けていた カダフィは逃亡し、結局10月に殺されました。今は暫定政府が統治しており、その政府のトップはla charia(コーランから来ているイスラム教の法律)をとりいれていく意向です。カダフィの後を継ぐ大統領を選出する議会の議員を決める選挙が6月に予定されています。


◆きょうの単語
islamisme イスラム教主義


・・・・・2012年2月2日に書いた記事です・・・・・