prêt immobilier 住宅ローン、抵当

この素敵な別荘を手に入れるために、彼らは奮発して30年の住宅ローンを組んだ。(直訳:奮発してこの素敵な別荘を手に入れるために)

別荘

Pour s'offrir cette belle villa, ils ont pris un prêt immobilier sur 30 ans.


s'offrir 自分のために奮発する offrir は人に何かをあげる、贈る、それの代名動詞なので、自分に自分で何かをあげる。
s'offrir un dîner dans un restaurant trois étoiles 三つ星レストランで夕食を奮発する

よく「自分にご褒美」と広告に書いてあるけど、そういう時に使えそうですね。自分にご褒美、って言い方、私は嫌いですけどね。一般にたいしてがんばってない人がそういう言葉にすぐ飛びついて自分を甘やかし、がんばりすぎている人は、自分をいたわるというところに考えが及ばず過労死してしまう気がします。

例文の場合は、別荘をローンを組んで買っているので、贈り物ですね。だって住んでいる家はあってセカンドハウスなんですから。まあ、芸能人カップルかもしれません。住宅を買いますとローンだけじゃすみませんよね。どこかが壊れた、故障したという日々のメンテナンスだけでなく、固定資産税、保険料など、馬鹿になりません。

s'offrir は 申し出る という意味もあります。s'offrir comme interprète 通訳を買ってでる
n. offre 申し出 これは英語の offer

villa 別荘 ★主に避暑地にある庭付きの高級な別荘をさす、とプチロワにありました。これはもとはイタリア語
Ils ont une villa à Nice.

prêt immobilier 住宅ローン
prêt は「準備ができた」というほうじゃなくて、「貸すこと」のほう。動詞はprêter
immobilier は adj.不動産の n. immoblier 不動産業、(集合的に)不動産 日本語と同じで「動かないもの」なんですね。 n.immobilité 不動の状態、活動の停滞 v.immobiliser adj.immobile

住宅ローンは英語ではmortgage ですが、この単語は古フランス語 mortgage(抵当)より mort(死んでいる、実効力のない)+gage(誓約) 抵当を設定すると、どちらか一方にとりその抵当、誓約は効力を失うことから、だそうです。

ちなみに不動産は real estate, property と言いますが、法律文書では、immovables

un prêt immobilier sur 30 ans 前置詞surを使うことに注意。ここ、穴埋めだったら私はpour としそうです。なんでもpourに思えちゃうんです。
範囲、期間のsur ほかの例
Il y a un bouchon sur quatre kilomètres.
étaler ses paiements sur dix mois 10ヶ月の分割払いにする