証書
画像はイメージです。

きょうの単語は「中学の修了証書(コレージュ修了証書)」です。

フランス語で brevet de collèges

例文:
コレージュ修了証書を得るために学生は難しい試験をパスしなければならない。
Les étudiants doivent passer un examen difficile pour obtenir leur brevet.
★Transparent Language は passerを使っていますが、réussir のほうがいいと思います。

この試験にパスするのはさほど難しくありませんが、成績によって将来が決まる可能性はあります。

☆いつも応援ありがとうございます。
きょうもポチっとバナーをクリックお願いします(_ _)
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代 自分らしさへ
にほんブログ村
brevet は 免状、免許、修了証書、資格証書,特許という意味もあります。似たようなのにdiplôme があります。

Il a son brevet de pilote.
彼はパイロットのライセンスを持っている。

Il n'a même pas le brevet.
彼は小学校すら出ていない。


brevet de collèges  は コレージュ修了証書

例文の英文のほうは
The students must pass a difficult exam to obtain their high school diploma.
(生徒は高校の修了証書を獲得するために難しい試験にパスしなければならない)
と、あります。

しかし、brevet de collèges は中学校の卒業証書(中等教育修了資格証書)です。

collège は 中学校。

中学の最終学年の6月にbrevetがあり、これに受かるとbrevet de collèges がもらえて、高校へ進学することができます。

高校の卒業証明書はバカロレア(BAC バック)と考えていいと思います。

ここで、

●フランスの教育制度についてざっくりとしたまとめ


フランスの小学校(école primaire, あるいは単にécole)は5年までで、日本の小学校6年生はコレージュ1年生です。しかし、コレージュ1年とはよばず、Sixième (第6学年)、つまり6年生と呼びます。

その後学年があがるにつれて、数字が小さくなり、コレージュの最終学年はTroixième(第3学年)です。

この学年は将来の進路を決めるうえでわりあい重要。この年の成績や、本人の希望により、このあと大学進学をめざす普通課程、工業高校をめざす課程、職業専門学校へ行く課程に別れるからです。

コレージュが終わるとLycée(リセ)です。日本の高校にあたります。
昔、雑誌「ノンノ」などで「リセエンヌ(lycéenne)のファッション」という特集をよく見ていましたが、リセエンヌは女子高校生のこと。

そう思うと、フランスの高校生は大人っぽいですね。
男子高校生はlycéen(リセアン)

リセの学年はさらにカウントダウンが進み、リセの1年生はSeconde(第2学年)、2年生はPremière (第1学年)です。

「え、じゃあ、高校3年は何?」
と思ってしまいますよね。高3はTerminale(最終学年)なのです。

前述のとおりリセでは、普通、工業、職業高校によって学ぶ内容が違います。

リセの最終学年でバカロレアを受けます。
バカロレアは大学入学資格試験であり、中等教育修了を認定する資格です。

フランス語のテストだけ、リセの2年目に受けることが可能。フランス語はどの課程にいても、受けなければならない試験みたい。

関連⇒バカロレア2013年:フランスの大学入学資格試験

ここまでが中等教育。
このあと高等教育で、おもに大学とグランゼコールに分かれます。グランゼコールは日本では知名度が低いと思いますが、各分野のエリート養成機関です。

大学はバカロレアにパスしていれば入れますが、グランゼコールはさらにコンクールという試験に受かる必要があります。この試験の前に2年間の準備期間があります。

グランゼコールも分野によってレベルが違うと思われます。
フランスの政治家はたいていグランゼコールを出ていますね。


さて、コレージュやリセで、1年とか3年とか呼ぶと、小学校とまぎらわしいのではないか、と思うかもしれませんね。

フランスの小学校の学年は(日本人からすると)変わった呼び方で、下から、CP⇒CE1⇒CE2⇒CM1⇒CM2です。ここでは数字が大きいほうが学年が上です。

詳しくは⇒フランスの小学校:授業は長い、でも結果が伴わず・・

フランスの数字もややこしいでが、学年もややこしいですね。
特に数字が昇順になったり降順になるのは、いかがなものか、と思います。


フランスで子育てでもしない限りは、このぐらい押さえておけば、小説などを読むときに、大きな誤解をせずにすむことでしょう。

フランスでは教育にほとんどお金がかからない(政府が負担している)のも特徴の1つです。


ちなみに北米はふつうに小学校1年がGrade 1(グレードワン)。このまま2,3,4と通し番号で進み、高校3年生はGrade12(グレードトゥエルブ)です。

うちの娘は高2なので、ただいまGrade11(グレードイレヴン)。
わかりやすいですね。

大学はFreshman,Sophomore,Junior,Seniorです。とはいえ人によって単位の取り方のペースいろいろです

それから、大学はundergraduate schoolで、大学院はgraduate schoolというのを知っておくといいかと思います。

お花のアイコン


いかがでしたか?
フランスはやたらいろいろな資格や免状があります。
免状の略で、最初にBと書いてあったら、brevet、
Cとあったら、certificate, Dとあったらdiplômeの可能性が高いです。


日本では単に中卒、高卒、大学中退、大卒、大学出、という言い方をしますね。フランスや英語圏では、「BACを持ってる」、「学位を持ってる」、「マスター持ってる」と、その課程を修了することで獲得した証明書の名前が出てきます。
ここに文化の違いを感じます。

余談ですが、私がカナダの短大に入ったときに感じたのは、高校からストレートに入学した生徒は少なく、いったん社会に出て、また勉強をしに来た人、すでに大学で別の学位を取得した人など、大人の生徒(mature student)が多いということです。社会人入学ですね。

私もそうだったのですが。

この点も日本と大きく違います。
フランスの大学のことは知りませんが。

日本人は勉強好きですが、社会人になってからまた(日本の)大学に入り直すケースは少ないですね。会社をやめるリスク、授業料の負担の問題があるからでしょうか。

日本では、高校を卒業したらストレートに入学(浪人はあるけど)、そしてほぼ全員(たまに中退する人もいるけど)がスムーズに卒業、そのまま新卒組として、会社に雇用されます(入れない人もいるけど)。

第二新卒という言葉もあります。全員が横並びで、このルートからはずれると、日本社会ではリスクがあるわけですね。

これがいいかのかどうかはわかりませんが。

☆最後まで読んでくれてありがとう。
お役に立てましたら、ポチっとバナーをクリックお願いします(_ _)
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代 自分らしさへ
にほんブログ村
☆いつも応援ありがとうございます。