文法講座三十四回目の復習をした。この回は「ゆっくりと歩いていく」/ 条件法について

<星の王子さま>
Moi, se dit le petit prince, si j’avais cinquante-trois minutes à dépenser, je marcherais tout doucement vers une fontaine...

僕なら、もし余分に使える五十三分があったら、泉の方へゆっくり歩いていくのにな、と王子さまは思った。<第二十三章>

se dire ~と思う
Maintenant, je me dis que j'aurais dû accepter. 今になって、受け取ればよかったと思う。

dépenser 消費する、(時間、力などを)使う、費やす
Cette voiture ne dépense pas beaucoup d'essence. この車はあまりガソリンをくわない。
Il a dépensé tout son talent à écrire ce roman. 彼はこの小説を書くのに才能のすべてをつぎこんだ。

doucement ゆっくりと、少しずつ、ゆるやかに
rouler doucement (車が)ゆっくりと走る
Le chemin descend doucement. 道はゆるやかに下っている。

・・・余分に使える53分があったら・・・数字が細かい。私なら寝る時間にまわしたい。


<条件法>
きょうは条件法の現在形だけを復習した。

◆辞書の例文◆
過去における未来(時制の一致)主節の動詞が過去で、queに導かれる従属節の内容が主節よりも未来であれば、従属節は条件法現在を用いる。
Il m'a dit qu'il viendrait.
彼は来ると私に言った。

注意:従属節の内容が発話時より後のことであれば、未来形を使ってもいい。
Je pensais qu'elle reviendra demain.
私は彼女がまた明日来ると思っていた。

《Si+半過去》で表される現在・未来の事実に反する仮定に対して、その帰結を表す。
Si vous acceptiez cette tâche, vous seriez augmenté.
Si je pouvais venir demain, je ne travaillerais pas si tard.

もしこの仕事を引き受けたら、給料があがるのに。
もし明日来られるなら、こんなに遅くまで仕事しないよ。

注意:《Si+半過去》以外に、副詞句・副詞節やジェロンディフ、文脈などで仮定を表すことができる。
Avec plus de travail, il serait reçu au concours d'entrée.
もっと勉強すれば、彼は入試に受かるだろうが。

現在・未来の事柄に関する語調の緩和を表す。
Je voudrais essayer cette robe.
Il faudrait l'empêcher de s'opposer à nous.
Pouvrriez-vous vous pousser un petit peu?

このドレスを試着してみたいのですが。
彼が私たちに反対するのを阻止するべきではないだろうか。
少し詰めていただけますか?

現在・未来の事柄に関する推測、伝聞を表す。

On boisserait les impôtes cette année.
今年は税金が下がるらしい。


★チェックポイント
1.法とは何か?
2.条件法現在の形は?
3.条件法現在の意味は?


★チェックポイントの答え
1.語り手の文に対する気持ち
直接法(事実)、条件法(非事実)、接続法(思考)、命令法
2.不定法+半過去語尾(avoirの半過去語尾AV抜き)<未来形を半過去にしたもの>
3.
① 非事実 → Ⅰ.仮定 Ⅱ.語調緩和(できないことかもしれませんが~)
② 他人の意見 ~によれば・・・らしい
③ 過去の未来(時制の一致、回想シーン)


・・・・・2011年11月30日に書いた記事です・・・・・