仏検対策講座として、これまで三つ対談音声を聞いたが、今回のはパワーポイントで作成された動画である。タイトルは「仏検2級対策講座」。ブログの記事は一連の対策講座関連の教材として、個人的に通し番号をつけている。

今回は、4番の空所補充問題の解説。教材は先日の模試ででた問題。私はこの講座を聞く前に、一応訳文をつけて、先生に提出している。この記事でも、具体的な内容は書かないが、感想を記しておく。

4番の文章はそんなに長くなくて、空所も5箇所。それに1時間27分50秒という、先生入魂の一作である。私は、1.5倍速で聞いた。たとえばこれが日本語だけの、学習の心構えとか、単語をたくさん覚えて大気圏外に出る話などであれば、2倍速でもいいのだが、ところどころ仏文の説明がはいるので、そういうのを初めて聞く時は速くても1.5にしている。

さて内容だが・・

1.読解の解説 含文法項目の説明
2.翻訳のコツ、ポイント
3.実際に問題をとくときのコツ ? 選択肢から正答を選ぶ時の判断のよりどころ

という三段構えであった。このうち、1と2は「星の王子さま」の読解編と似ていて、論理の読み解き方や、無生物主語の訳し方や、話法を転換して訳すといったことは読解編の復習である。

読解編と同じようなものだから、素材になっている文章はこの講義を聞く前に目をとおして、自分で訳文をつけるという体験は必須。この文が初見ですらすらわかる(そういう人は2級対策講座なんて受けてないと思うが)という人でも、自分で訳しておいたほうが深く学べると思う。

そして、訳文をつけるときは、読解編と同じように、はじめは辞書は使わず、自分で考えなければいけない。どんなに長く仏語を勉強したとしても、小説をちょっと読めば、知らない単語が出てくるだろう。そんなとき、いちいち辞書をひいていたら読書にならないから、この訓練は続けなければ。

ずっと前に、先生が「辞書を引き続ける病」の話をしていて、そんな病気は初めて聞いたな、と笑ったけど、最近は、辞書をすぐにひいてしまうのは、ちょっと体調が悪いからといって、薬を飲むのと似ている気がしている。それは、わざわざ自分のからだの免疫をこわしてしまうようなものではないだろうか。

この講義から学んだことはいろいろあるが、ジェロンディフがこの文全体の結論になっているのに驚いた。そんなことがあるんだ。ジェロンディフは添え物の福神付けなのに。しかし、考えてみれば、ジェロンディフは、ふつうの文に戻すことができるから、そいういうこともあるだろう。

さて、この講義を聞いたあとは、実際に問題演習をしなければいけない。問題を三つか四つやって、またこの講義を聞くようにすすめられた。しかし、きょうはもう疲れたから、これで終わりなのだ。


・・・・・2012年5月15日に書いた記事です・・・・・


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