前半27分の復習をしました。テーマは分詞構文と使役動詞です。

読解編第17回予習

文章を読むときの呼吸17 分詞構文

分詞:もともとは動詞が、形容詞的に名詞についている → 動詞と形容詞の意味を分かち持つ → 動詞としても、形容詞としても訳せる。

直訳すると日本語として意味をなさない場合は、動詞を核にした文として訳してみる。

用法:主節の副詞のような役割しているので、副詞節として考える。

…時、原因、理由、条件、譲歩など

例文

Possédant une voiture, de nombreux employées étaient venus malgré la grève.

多くの従業員は車を持っていたから、ストなのに出勤した。<原因>

意味上の主語の前に、現在分詞の構文。わかりやすくするため、訳文では主語を文頭に。



J’abjure ce serment, prononcé dans le délire.

その宣誓は取り消します。うわごとでくちばしったことなので。<理由>

意味上の主語の後ろに、過去分詞の構文。



La colère l’étouffant, il ne pouvait plus dire un mot.

怒りでのどがつまり、彼はそれ以上一言も話せなかった。<原因>

現在分詞の、独立分詞構文(分詞構文の中にべつの主語がある)





形を見ぬくための知識17 使役動詞

最もよく使われる二つの使役動詞 :faire と laisser

faire + inf. 強制のニュアンスあり。 faire と inf. のあいだには原則として、何もはさまない。

Je fais jouer les enfants. 子どもたちを無理やり遊ばせた。

Je fais venir ma sœur. 妹を来させる。

Faites sortir le chien. 犬を外に出しなさい。



laisser + inf. 放置のニュアンスあり。 laisser と inf. のあいだには単語を挟むことができる。(放置だから、そのへんこだわらないと覚えるといいらしい。)

Je laisse jouer les enfants. = Je laisse les enfants jouer. 私は子どもたちを遊ばせておいた。

Il nous a laissés partir en voyage sans mot dire. 何も言わずに私達を旅立たせてくれた。(過去分詞の一致は任意)

Laissez la porte ouverte. ドアをあけたままにしておいてください。

laisser-faire レッセ・フェール フランスの重農主義者が主張した経済における自由放任主義



ほかの使役動詞の例

forcer X à inf. 強いる

Ne le forcez pas à boire. 彼に無理に飲ませるな。



charger X de inf. ...の責任を負わせる

Je vous charge de surveiller cet enfant. あなたにこの子の監視を任せます。



◆単語・語彙

abjurer (宗教、主義などを)放棄する

serment 宣誓
prêter serment devant un tribunal 法定で宣誓する
têmoigner sous serment 宣誓のもとに証言する

délire 精神錯乱、妄想 (eで終わっているけど男性名詞
avoir le délire 錯乱状態におちいる
ètouffer ...の息をつまらせる
La colère l’étouffait. 彼(女)は怒りで息をつまらせていた。

La chaleur m’étouffe. 暑くて息苦しい。



・・・・・2012年3月11日に書いた記事です・・・・・



*参考
【分詞について】
文法講座二巡目第二十八回

【使役について】
・faire と laisserが出てきた読解編第四回の復習
・se faire + 不定詞 が取り上げられたラジオ講座 応用編 L5  se faire + 不定詞
・作文力養成講座で使役の表現モデルがとりあげられた回:仏作文力養成講座:第四回の前半部 講義メモ