國枝先生-パト講座。L.20 Divorce/Séparation/Rapture

接続法pen


去年の秋、9月から12月までやっていた«La vie, au rythme des évenments»という応用編です。

★テーマを理解するためのフレーズ
Pourquoi vouloir empêcher le cours naturel des choses ?
なぜ物事の自然な流れを邪魔したいの? → いや、じゃまするべきではない。自然の流れにまかせよう。(修辞疑問文)

C'est pas parce qu'on a tout ratè comme mari et femme qu'on doit se détester !
これは強調構文。強調されているのは parce qu'on a tout ratè comme mari et femme 夫婦として大失敗したから、という部分。

強調しないで書くと、
On (ne) doit pas se détester parce que on a tout ratè come mari et femme.
夫婦として、大失敗したということのせいで、憎み合うべきではない。(代名動詞の再帰代名詞の位置、自信なし。間違ってるかも)

強調構文の訳は、夫婦として大失敗したからといって、憎み合わなければならないってことはないわよね。(結婚は大失敗だったが、そのせいで憎み合う必要などない)


★文法 接続法現在形
この回では複数側の活用だけとりあげているが、ついでなので全部復習。

demander nous,vous は直接法半過去の活用と同じ、ほかはER動詞の直接法現在形と同じ
que je demande, que tu demandes, qu'il demande, que nous demandions, que vous demandiez, qu'ils demandent

détruire
que je détruise, que tu détruises, qu'il détruise, que nous détruisions, que vous détrisiez, qu'ils détruisent

特殊な語幹を持つ動詞3つ
savoir
que je sache, que tu saches, qu'il sache, que nous sachions, que vous sachiez, qu'ils sachent

pouvoir
que je pouisse, que tu puisses, qu'il puisse, que nous puissions, que vous puissiez, qu'ils puissent

aller (nous,vous の語幹は、接続法の特殊な語幹をとらず、半過去形と同じ)
que j'aille, que tu ailles, qu'il aille, que nous allions, que vous alliez, au'ils aillent

◆この課のダイヤローグの用法 croire, penser など「思い、考えを表す動詞」の否定形や疑問形のあと → 否定、譲歩
Je ne crois pas qu'on puisse revenir en arrière.
引き返すことはできないと思うよ。

参考⇒文法講座二巡目第三十五回①


◆練習問題の文
Il faut que tu saches la vérite.  本当のことを知っといたほうがいいんじゃ?
Il faut que vous sachiez la vérite.
Je ne crois pas que tu puisses arriver à l'heure. 間に合わないんじゃないの。
Je ne crois pas que vous puissiez arriver à l'heure.
Il vaut mieux que tu parles à tes enfants. 子どもたちに話しといたほうがいいんじゃないの。
Il vaut mieux que vous parlions à tes enfants.
Il faut que j'y aille. 行かなくちゃ。(y aller 立ち去る)
Il faut que nous y allions.


★フランス語らしい表現
1.J'en viens à regretter la temps où on était amis.
友達同士だったころのことをつい懐かしく思い出してしまうの。
en venir à + inf. …するに至る。…するようになる。→ ついつい…してしまうんです、という時に使えそうです。

2.On était comme cul et chemise.
私達あんなに仲がよかったのに。
cul はお尻、chemise が下着。お尻と下着の関係 → 切っても切れない仲。
この表現はよく使う、とパトリス先生が言っておられた。
cul,辞書をひいてみたら、être comme cul et chemise (話) 離れられない仲である。
また、être sur le cul (話)へとへとだ ・・・なぜ、お尻の上状態がへとへとなんだろ。疲れて、腰が立たない感じでしょうか。

また、affaires de cul 情事 histoire de cul 卑猥な話 ... などというものも。すべてカジュアル表現。
ちなみに、cul の発音はキュ

パトリス先生が、いつもフランスの事情についてフランス語でだだーっとお話されるところがあります。そこはさっぱりわかりませんが、國枝先生が日本語でかいつまんで説明してくれるし、テキストにもだいたい似たようなことが書いてあり、巻末に和訳もあります。

それによると、
87% 離婚後、未成年の子どもが母親にひきとられる率。
35% の子どもが、二度と父親に会わない。
25% の離婚カップルが、ものすごく険悪な状態のままで、暴力沙汰がおこったりもする。
10.5% の離婚カップルだけが、このダイヤローグの二人のように円満に分かれる

この課の前の課で、争い、罵り合い、憎み合うカップルのダイヤローグがありますが、録音に失敗してしまい聞けません。再放送を忘れないように聞かなければ。

テキストによると3組のうち1組が離婚する(都市部では2組に1組)。離婚に至るまでの結婚平均年数は14年。離婚の70%は女性から切リ出される。

パトリス先生は、一人の人間を生涯愛し続けるには、私達はあまりにも長生きだ(nous ne nous aimons plus à la vie à la mort)と書かれている。先生の両親も離婚されていて、子どものころは、まだ une résidence alternée (両親の家を交互に行き来すること)が一般的でなかったので、ふだんはお母さんと暮らし、夏休みにお父さんのところに会いに行っていたそうです。

この講座、最初の数課は聞いたが、あまりに難しいのでお蔵入りになっていた教材。久しぶりに聴いてみたけど、やはり難しいですわ。

・・・・・2012年3月9日に書いた記事です・・・・・



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