パリテに関する記事を読みました。2012年3月の記事です。

パリテ

元記事 → La parité expliquée aux enfants | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior 8 mars 2012

Journée de la femme : c’est quoi, la parité ?
女性の旅:パリテとは何ですか?


3月8日は女性の日です。女性が男性と同じ権利を獲得するために戦ってきたことを記念する日です。今、フランスでは大統領選挙のキャンペーンのまっさかりなので、女性と政治について考えるチャンスですね。
なぜこれが今日の話題なのでしょうか?
それは毎年3月8日が国際女性デーだからです。この日は102年前にできましたが、それ以前はほとんどの国で女性は男性と同じ権利を持っていませんでした。


女性と男性の平等をうたう法律
フランスでは、女性と男性は平等です。たとえば、教育を受ける権利などは全く同じです。しかし昔はそうではなく、女性は男性と同じように働いたり、政治に関して意見を言うことはできませんでした。フランスで女性が選挙権を得たのはそんなに前ではなく、1944年のことです。

幸い1970年に男女平等とする法律がフランスにできました。この法律のおかげで、フランス人女性は、夫の許可を得なくても、銀行口座を開くことができるようになりました。

しかしまだ不平等なことはたくさんあります。特に政治の世界ではその傾向が強く、今の政府の25人の大臣のうち、女性は9人です。

不平等を修正するために、フランスはパリテ(loi sur la parité - 男女平等参画促進法)という法律をもうけました。この法律は、市長や議員の数は男女同じであるべきだとしています。

とはいえ今でも、政治の世界では、女性の数が少ないです。フランスの10人の市長のうち、9人は男性です。でも、これでも1977年よりはましな状況です。


パリテはすべての人にとって満足のいくものでしょうか?
パリテは政界で女性と男性の数をそろえることを強制し、国民に女性に投票したり、女性を雇ったりすることを強いるので、かえって女性の価値をさげると考える人もいます。

そういう人はこの法律によって、女性、男性という二つの陣営ができてしまうのを懸念しているのです。本来なら女性と男性は同じだと考えるのが理想なので、このような違いがあるべきではないというわけです。

一方、この法律は国における女性の地位向上のために必要だと考える人もいます。

一般的にいって、パリテは公正だといえるでしょう。なぜなら、フランスでは女性の人口が男性よりずいぶん多いのですから。


女性がリーダーの国があるのでしょうか?
北欧の国々では、女性が男性と同じように政界で活躍しているところがあります。またブラジルでは、Dilma Rousseffという女性が2010年に大統領に選ばれました。

世界で初めて女性大統領が生まれたのはアイスランドで1980年代のことです。フランスでは、女性の大統領はまだいません。


◆きょうの単語
parité 同一、同等
語源は、「似たもの、同じこと」という意味のラテン語、paritas


・・・・・2012年3月8日に書いた記事です・・・・・