miette パン、菓子などのかけら、くず

公園の鳥は、私が残したパンくずのご馳走を食べている。

鳥

Les oiseaux dans le jardin se régalent des miettes que je leur ai laissées.

きょうは、se régaler と過去分詞の性数一致について書いています。

se régaler ご馳走を食べる
Nous nous sommes régales. おいしかったですね。

régaler 人にごちそうする、もてなす。 おばは私たちにケーキをごちそうしてくれた。Ma tante nous a régalés avec [d']un tâteau.
régal ご馳走、大好物 チョコレートは彼女の大好物だ。Le chocolat est son grand régal.

se régaler は以前『虎と小鳥のフランス日記』に出て来ました。

まず、第46話「小春日和のパリ」



これはサンプルビデオだからのってないけど、このあとカミーユはハムがいっぱいのったサラダを注文し、食べる前に、

Je vais me régaler. いただきます。

と言います。

そして第47話 「美食家の楽園」



このビデオでは冒頭に On va se régaler. おいしそう。と言ってます。


miette パン、菓子などのかけら、くず ← mie パンの身、やわらかい部分。発音はミーです。pain de mie 食パン 辞書におもしろい表現がのっていました。à la mie de pain 役立たずの、くだらない。 C'est un homme à la mie de pain. あいつはくだらない人間だ。・・・パンのやわらかい部分は役立たずなんですね。皮のほうがいいってことなんでしょうか? これは私の想像ですが、昔の絵描きさんなどは、かたくなったフランスパンで鉛筆の線を消してましたよね? だからかなぁ?

miette はその役立たずのパンのやわらかい部分が小さくなったものです。すると、パンくずになって鳥のご馳走になります。
-et, -ette は小さいことをあらわす接尾辞です。
livret 手帳 (←livre), clochette 鈴 (←cloche), jeunet, jeunette ごく若い (←juune)


laisser 残す
J'ai mangé toute la viande, mais j'ai laissé la salade. 肉は全部食べたが、サラダは残した。


des miettes que je leur ai laissées. 鳥に残したパンくず。このleurは鳥たち(à les oiseaux)です。

これは3人称の人称代名詞(補語)で間接目的語(~に)です。この場合、単数でも複数でもleur. 直接目的語だとles で、見た目が複数だけど、間接目的語だとつねにleur で、所有代名詞の単数の形と同じ。所有代名詞にはleurs という複数もあるので、このあたり、作文するとき間違えそうです。

ほかの例文 Est-ce que tu écris à les parents ? - Oui, je leur écris souvent.
両親に手紙を書きますか? はい、彼らによく書きます。

で、leurは間接目的語です。 直接目的語はdes miettes(パンくず)。

過去分詞の laissées は先行詞のパンくずに性数一致しています。

目的語が前に出ていてあとに続く複合形の過去分詞が性別一致するのは直接目的語だけなので。
参考→ラジオ講座 國枝先生-パトリスの応用編

このあたりも、気をつけないと間違えそうです。