パレスチナが国連のオブザーバー国家になったことを伝える記事を読みました。

元記事 → La Palestine expliquée aux enfants | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior

4 décembre 2012

Qu’est-ce que la Palestine ?
パレスチナって何?

写真のパレスチナ人は歴史的なできごとをお祝いしています。先週、パレスチナは国連におけるオブザーバー国家になりました。住民にとっては自分たちの地域を国家として再生するために一歩前進です。これは何を意味するのでしょうか?また、この新しい身分はパレスチナ人たちにどんな変化をもたらすのでしょうか? 以下に説明します。

なぜこれがきょうの話題なのでしょうか?
11月29日にパレスチナが国連においてオブザーバー国家になったからです。

きょうのできごと
パレスチナとは?
パレスチナのことはよく話題にのぼります。そこは地域であり国ではないことを知っていますか? パレスチナは近東に位置し、そこはイスラエル国家とパレスチナの領土が含まれています。

パレスチナ自治政府の領土は分散されていて、国家をなしてはいません。なぜでしょう?そもそも領土の境界線がはっきりとは定められなかったのです。1948年にイスラエルが誕生して以来、イスラエルとパレスチナ自治政府は領土について争っています。そして国家になるためには、国連の承認が必要です。

承認を待ちながら、パレスチナの領土は自治政府大統領のマフムード・アッバース Mahmoud Abbas によって統治されています。

国連の『オブザーバー国家』とは何でしょうか?
今までパレスチナ自治政府は国連において『オブザーバー機構』にすぎませんでした。金曜日から、パレスチナ(パレスチナの領土のみ)は『オブザーバー国家』になりました。国連の193カ国で採決をとり、フランスを含む138カ国が賛成、アメリカ合衆国とイスラエルを含む9カ国が反対、そして41カ国が棄権しました。

マフムード・アッバースにとって、この決定は『パレスチナ誕生の証明書』です。

この新しい身分にともなって、パレスチナ自治政府の代表は国連の議会に出席できるようになり、条約に名を連ねたり、議案に調印することすらできます。反対に議案を提出したり、採決する権利は持ちません。

国家になるために必要なことは何でしょうか?
国連の194番目の参加国になるためには、安全保障委員会の5カ国の承諾が必要です。ところが5カ国のうちのひとつであるアメリカ合衆国がパレスチナが国家になることに反対しています。パレスチナとイスラエルの争いがさらにひどくなることを恐れているからです。

この新しい身分によって何が変わるのでしょうか?
オブザーバー国家になったことはとりわけパレスチナ人にとって象徴的な勝利です。彼らの日常生活は変わらないでしょうが、今後は国連加盟国の大部分に支持されるということがわかったのです。彼らにとって、正式にパレスチナ国家を再建するための新しい一歩です。

■きょうの用語
ONU(L’Organisation des Nations unies) 国際連合
193カ国からなる国際的な組織。この組織の役割りは世界平和を尊重し、紛争や戦争を静めること。本部はアメリカ合衆国のニューヨークにある。第二次大戦後に作られた。

■きょうの単語:État 国家
「政府を作る」という意味のラテン語statusより。
国家は国境で区切られたひとつの地域。国家には政府と国民に適用される法律がある。国家には国歌、国旗、公式言語、そしてその国の通貨がある。

単語メモ
au sein de ~のただ中に、~に包まれて
en tant que ~である限り
Proche-Orient 近東
foncé 濃い
disparser 散らばらせる
constituer 構成する
parce=parce que 
adhèrer à ~に加入する、同意する
désourmais 今後は


■関連ニュース
La Palestine va devenir un Etat observateur à l'ONU 1分25秒



十日前ぐらいにイスラエルがガザ地区を攻撃しましたが、その時も子ども新聞の記事になりました。次回はその記事を訳してみようと思います。